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どろろ
叶うなら、遠くまで。
時は戦国。醍醐の国の主である景光は、ある寺のお堂で12体の鬼神像に領土の繁栄を願い出た。それと引き換えに生まれた景光の世継ぎは身体のあちこちが欠けており、忌み子としてそのまま川に流され、捨てられてしまう。時は流れ、鬼神は景光との約定を果たし、国には平安が訪れた。そんなある日“どろろ”という幼い盗賊は、ある男に出会う。それは、鬼か人か――両腕に刀を仕込む全身作り物の男“百鬼丸”は、その見えない瞳で襲い来る化け物を見据えていた。
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どろろ (C)手塚プロダクション／ツインエンジン
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ファンの声(4件)
ほげほげたらりん ほげたらぽん
『生きる』をこの作品のテーマとして見ていました。私には百鬼丸と『カムイ外伝』のカムイとが子供の頃、重なって見えていました。双方ともに戦国の世を『生き』ています。確か（間違っているかもしれませんが）、この後『火の鳥』を出されたのではーーと思いますが、こちらはテーマが『命』で、何か繋がりを艦じます（あくまで個人的なイメージですが。。）。流石は元医学部生の先生の作品といったところでしょうか。そういえば万能の天才のレオナルドダヴィンチも医術に通じ、絵も発明も出来たのでしたっけ。ー－－このアニメは上記に加え、『愛情』が強く出ている様に感じました。特に『燃える鎧に燃える馬』の母馬と子馬のくだりは感動的でした。当初作品も素晴らしいですがこのリメイク版も素晴らしかったです。
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名作に込めた思い
手塚治虫氏の名作ですが、こういう視点でもあるよねという制作側の思いが込められた良い作品でした。百鬼丸が鬼神から取り戻したものは身体だけではなかった。また、取り戻す過程で避けえず背負っていく業。そして相変わらず「どろろ」が可愛いですね。出会えて良かった作品です。
Remake
手塚治虫作品の中でも、私の好きなものの１、２位を争う作品。
そのアニメの、約半世紀を経てのリメイク版。
旧作とは異なる展開や場面、これらも大変良かったです。
再制作に関わられた方々に、心からの感謝を！
ただ、人間とは貪欲な者で、
本作を観たら、今度は、
「オリハルコン」
あの短剣の威力と本当の用途、
今の時代だったら、どの様に描かれるのか、
それも観たくなってしまうのです。
うん、これもいい。
昔のどろろをみて育ちました。漫画も読みました。
昔のどろろは最初から野沢の那っちゃんが声を出していましたが、今回は声が出ない。
代わりに2話で、因縁のある盲人に語らせていましたね。
百鬼丸が自分の体を取り戻すごとに父の野望が崩れていく様子など、
原作にはない演出も面白かった。
そして、百鬼丸に対する母の気持ちも描かれていて、
冷酷な父とは対照的な親の愛情を見せてくれています。
主題歌「炎」を歌っている女王バチ、これがまたいい。
まだ、2話しか見ていませんが、最後まで期待して見たいと思います。
スタッフ・キャスト
スタッフ
原作：手塚治虫 ／
企画・プロデュース：山本幸治・大塚 学 ／
アニメーションプロデューサー：松永理人 ／
監督：古橋一浩 ／
シリーズ構成：小林靖子 ／
キャラクター原案：浅田弘幸 ／
キャラクターデザイン／総作画監督：岩瀧 智 ／
美術監督：藤野真里 ／
色彩設計：三笠 修 ／
撮影監督：大山佳久 ／
編集：武宮むつみ ／
音楽：池頼 広 ／
音響監督：小泉紀介 ／
音響効果：倉橋静男 ／
音響担当制作：岡田拓郎 ／
音響制作：dugout ／
アニメーション制作：MAPPA・手塚プロダクション ／
製作：ツインエンジン ／
キャスト
百鬼丸：鈴木拡樹 ／
どろろ：鈴木梨央 ／
醍醐景光：内田直哉 ／
多宝丸：千葉翔也 ／
琵琶丸：佐々木 睦 ／
寿海：大塚明夫 ／
縫の方：中村千絵 ／