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竜とそばかすの姫
もう、ひとりじゃない。
自然豊かな高知の田舎に住む17歳の女子高校生・内藤鈴（すず）は、幼い頃に母を事故で亡くし、父と二人暮らし。母の死をきっかけに歌うことができなくなっていた。曲を作ることだけが生きる糧となっていたある日、親友に誘われ、全世界で50億人以上が集うインターネット上の仮想世界＜U(ユー)＞に参加することに。＜U＞では、＜As(アズ)＞と呼ばれる自分の分身を作り、まったく別の人生を生きることができる。歌えないはずのすずだったが、「ベル」と名付けた＜As＞としては自然と歌うことができた。ベルの歌は瞬く間に話題となり、歌姫として世界中の人気者になっていく。数億の＜As＞が集うベルの大規模コンサートの日。突如、轟音とともにベルの前に現れたのは、「竜」と呼ばれる謎の存在だった。乱暴で傲慢な竜によりコンサートは無茶苦茶に――。
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ファンの声(2件)
細田監督の引き出しの深さ
この作品が細田監督作品初見と言う人は少ないと思います。
あらすじを読み。「仮想現実好きだな。」と僕もちょっと思いました。
しかも「竜と姫」うわあ。テンプレっぽいなあ。大丈夫かなあと思いつつ。それでも主人公のビジュアルに何かを感じ。購入衝動を抑えられず、購入しました。
しばらく忙しくて視聴を放っておきました。でまあ「半分ずつでも観てみよう。」と思い。半分視聴。一日おいて最後まで視聴しました。
作品は細田監督の「画言語」により、丹念に織り上げられた反物のような美しさに満ちていました。
「シナリオは？」「キャラ立ちは？」「歌は？」「絵の力は？」
どれも細田監督の引き出しの「深さ」を感じました。「多さ」ではなく「深さ」。
有料視聴しても損はしないと思います。「どうせ〇〇テレビで放送するでしょ。」とお考えのアナタ。
得した気分なれる「今」が良いと思います。
歌の力
と 家族の物語
仮想空間と現実世界、
各々異なる作風で描かれていくのですが、
その奥行き、その広さ、表現が堪りません。
この監督さんならではの作品！
そして何と言っても、歌。
それだけでも充分価値の有る作品！
私は、あの瞬間、歌唱の質が更わる所、
大好きです。
一方、声、は好悪、分かれるかも知れません。
それにしても、いつの頃からか、
この監督さんの作品を見ると、
携帯電話で願いを叶えた れんちょん の姿が、
頭に浮かぶ様になりました。。。
スタッフ・キャスト
スタッフ
原作：細田 守 ／
監督：細田 守 ／
脚本：細田 守 ／
音楽：メインテーマ millennium parade × Belle『U』 ／
キャスト
すず（内藤 鈴）／ベル：中村佳穂 ／
しのぶくん（久武 忍）：成田 凌 ／
カミシン（千頭慎次郎）：染谷将太 ／
ルカちゃん（渡辺瑠果）：玉城ティナ ／
ヒロちゃん（別役弘香）：幾田りら ／
吉谷さん：森山良子 ／
喜多さん：清水ミチコ ／
奥本さん：坂本冬美 ／
中井さん：岩崎良美 ／
畑中さん：中尾幸世 ／
ジャスティン：森川智之 ／
ひとかわむい太郎／ぐっとこらえ丸：宮野真守 ／
イェリネク：津田健次郎 ／
スワン：小山茉美 ／
すずの父：役所広司 ／
竜：佐藤 健 ／