本作は「百合」+「戦争」+「SF」という非常に濃厚な味付けがされています。
それでは難解でとっつきにくい作品かというと、非常に丁寧に作られているのでそんなこともありません。
また、メッセージ性が非常に濃い作品でもあり、製作者の熱意が非常に感じられました。
スタッフも豪華でキャラクターデザインが西田亜沙子(ラブライブ)、脚本に岡田摩里(鉄血のオルフェンズ)
など現在(2016)のトップクリエーターが参加しています。
とっつきにくいとはいえ、ここまで無名な作品なのは謎です。非常にモッタイナイと感じます。
また、テーマ性の類似から「少女革命ウテナ」と比較される事が多いと聞きました。
どうでもいいことですが、私は『少女』ではなく『少年』だったので「オトナ帝国の逆襲」のほうがシックリくるなとも感じました。