ミュージック・アニメーション・キャラクター・シナリオ・テーマ、すべてのバランスが整ったすばらしい作品。工具の書き込みも良い。なんとなく一話目をクリックして、最後まですぐに見終わってしまった。

見てて良かった。ほんわかな癒し。

ドローンが飛び交う近未来なのになんとも仄々として楽しめました。手を動かすのは良いですよね。キャラクターの絵柄が最近では珍しいかもしれませんが、みんな可愛くてほっこりしました。
あと、老婆心ながら電動（電動でなくても）工具の取り扱いには注意しましょうね（50年前に手につけた傷の跡がまだ残ってる）。


それと、背景に流れるセミの声がなかなかやるな、と。好きな人がいるのかな？

観続けていると、
段々と、自分でもやってみたくなる。
DIYに、混ぜて欲しくなる。。。
そんな作品。

何とも仄々としていて、楽しめます。

監督が米田和弘さんと言うだけで安定感抜群！笑い有り、涙有り、ほのぼの有りの＜Do it yourself＞は米田監督の前作{かげきしょうじょ}と近い感覚の作品ですが、こちらの方がより社会性を感じ監督はこう言ったモノ造りをテーマにしたアナログとデジタルが社会に於いてどうあれば良いのか、どう共存していくのかを示唆したいのかも知れません。それにしてもテンポや間の使い方が絶妙で、またキャラデザが秀逸！絵コンテと作画・演出によって秀逸なキャラが生命感を持って躍動的に表現され声優のチョイスがまたいい！…まだ３話しか配信されてはいませんが現時点でこの作品は2022年の秋アニメの中でもBEST-5には入る秀作だと思います。とにかく視聴してみればこの作品が味と深みそしてメッセージ性ある骨太な作品だと感じるのではないでしょうか。

初回放送日の新潟県の新聞のテレビ欄では、「三条市が舞台のアニメ」との見出しになっておりました。
ドローンが飛び回ってる日常から近未来設定のようですが、さてこれらの舞台設定を物語に、どう彩りとして落とし込んでくれるのか？
毎週、楽しみにしております。