思っていた以上に必殺仕事人だった。
殺しのテクニックと言い、ラストのビターエンドと言い、近年の必殺シリーズより必殺らしかった。
主人公は、従来の必殺シリーズで言えばレギュラーメンバーではないゲストメンバーだったので
あのラストだったのだろう。
導入部は用心棒日月抄のようだったが、ラスト前1話で明かされた許婚の本当の姿が正しいと思う。
このあたり虚淵節だなぁ、と思った次第である。
礼拝堂も一枚岩ではないような不穏な空気が、利便事屋の先が明るくないことを指しているようで
これまた必殺仕事人らしいと思った。
オススメである。