基本的に出たとこ勝負なのに、それに巻き込まれて"曇りながら（笑）"も周辺事情がマトモに進んで行ってしまうのが大いに笑えます。でも、そこに至るまでには色々な設定や筋立て、構成が組み立てられているのだろうと思われて、やはり作者や脚本はすごいです。それに、笑いの中にも少ないながらホロリとさせる（私だけ？）場面があるのが効いています。続きを期待しています。

断頭台から始まる、帝国滅亡の物語、、、
の筈なのに、、、

OPからEDまで、
上坂すみれさん演じる姫様から、ギロちん、ナレーションまで、
何とも、綺麗で可愛らしく、面白く愉快で、
毎週楽しみでした。

大団円で終えた様ですが、
いやいや、
未だ未だこれからも、何か騒動が起きる筈！
期待しています。
（つまりは、、、続編を強く希望！）

ストーリー、脚本、イラストともに一流ですね。心の動きを表情で描き出す手法は最高！特に「猫の口」はお気に入りです。

人は誰しも「過去に戻ってやり直したい」と思うので、この手の人生やり直し系の作品はとても心惹かれます。

主人公は余りにも最悪な展開を体験していることによって「保身」の為に全力です。
前回の過ちを犯さないよう「保身」に全振りの為、各キャラの心情の機微には疎く常に「前回とは逆の立ち振る舞い・言動で乗り切ろう」と必死です。

それなりに人徳があるため、各キャラが立ち振る舞い・言動に感化されて次々に慕われ、想定外の「いい感じの流れ」に主人公がうまく乗っかっていく様がコミカルで微笑ましいです。

語尾の「ですわぁ～」が心地よく、個人的に上坂さんは語尾のある役が印象的なので、OP曲～本編で「ですわぁ～」が炸裂しまくっていてとてもいいです。

　原作小説にもそういう傾向がありますが、よくある生き直しストーリーをコミカルに、オーバーアクションで突っ張り突っ張りかち上げていこうというのが演出意図のようで、それはもうオープニングテーマから滲み出し……いやドバドバあふれています。ちょっとまあそれは個人芸に頼る面が出てしまうのですが、上坂さんが覚悟ガンギマリのようなので問題ではないでしょう。いけーやれーいてまえー。

大好きな小説のアニメ化です！
へっぽこミーア姫は、ずっとへっぽこです(笑)

小さくなってからの『運の良さ最大値』で突き進むのが面白いので、天の声（ナレーション）と同じ気持ちで視聴するのが、お勧めです！