あの作品の「美女」の場合は、彼女の名前だから。
では本作の「魔女」の場合は、何故なのでしょう。
出色の美術と背景で描かれる、
近世近代の欧州に似た、しかし決してそうではない物語世界の中、
各逸話、
その系譜も、魔力も、性格も、所業も、生きる年月も異なる
様々な魔女が登場し、何とも言えない存在感を示します。
その容姿外見の美しさや可愛らしさも、
近づき難さ、畏ろしさを際立たせます。
各々、一応人間らしい、女性らしい名を持つものの、
間違いなく「魔女」こそが主役!
勝手に一人で納得し、悦に入っています。
「野獣」の方も、
誰の事なのか、何者なのか、
漸く垣間見えて来た所で、第1期の区切り。
勿論、続き、第4階層編、有るのですよね?
楽しみにして待っています。