なかなか、いろいろ、どう解釈したら最適解なのか難しいです。視聴しながらすごく考えなければならない、でもそれもまた良いものです。
しかし、んHKって前のシリーズもそうだったけど、結構厳しいアニメをやりますよね。怖いもの見たさでつい見てしまってやめられなくなります。


次はどう来るのかな？（わくわく）

なんていうか自分もこれくらいの脚本を見せてくれないと満足できないというか、いろんな想像力を駆使しつつ、人物の駆け引きや世界背景を積極的に読み込まないと分からないアニメです。大河ドラマのような感じと思ってもらえれば良いと思います。人によっては、ちょっと理屈っぽいかもしれません。こういったアニメの進化の仕方もあってよかったと思います。民放では作れないでしょう。キャラデザインは現代アニメに媚びり過ぎだよなぁ…。背景の新しい見せ方が「どうだ、参ったか。」と言わんばかりに手が込んでます。つい釘宮さんと田中さんに反応してしまいましたが、他の声優さん達も上手いです。小説好きなら楽しめると思います。挑戦者求む。

姿形ある妖怪や鬼、幽霊などではなく、姿形が無く目に見えず、それでいて一見和やかに見える人の内面の闇、そこから生まれる怨念や陰謀こそが、もっとも恐怖を感じさせるのだと改めて感じた。サイコパスに自覚の有無は関係ないのだろうか。

本作ってカラス人間がでてきたりとか、十二国記のようなものかと思っていたが、ミステリー、ホラー系統なのかも。もっとも、十二国記もその系統ではあるけど、なんか違う。

そうか、楽俊がいないせいだ。十二国記も楽俊登場の前と後では、視聴者の心理的負担度合いが違っていた。雪哉ではたぶん無理だな、うん。