SNSなどでは否定的な感想も見受けましたが、個人的にはけっこう好きな作品です。
性別や年齢、人種どころか種族も超えた友情や恋愛、絆を描いた点が印象に残っています。妖怪も人間も、それ以外の存在もすべてを認めている。そんな博愛性を感じました。
「愛」は1つや2つではない。生命や存在そのものが尊い。自分とは違う存在を受け入れる。そんなごく当たり前のことを伝えているだけだと思います。
あまり触れたことも考えたこともない文化を見た時に、それを理解したり許容できない人は嫌悪感を持つのかもしれません。あるいはあまりに強い感情を動かされて混乱していることも考えられますね。
いずれにしても、現在の日本人の幼い情緒では理解しきれないストーリーだったのでしょう