う～ん、侮り難し！
同時期にやってたもっとライトな雰囲気の作品と同じで、これもロボット技術とＡＩ技術の進歩の先に有る現実世界の一つの形だろうな。
海面上昇問題の方がもっと現実的かも知れんけど・・・（汗）。
原作ゲームの方は私はチットも知らんから如何こう言えんのだけど、アニメ作品としてなら、「観て良かった！」の一言に尽きるわ。
綺麗な終わらせ方と、" これで終わり " の納得感は上手く演出されてたと思うよ。
少しでも気に成ったなら、是非とも観てみて！
きっと、損したとは思わない筈よ。

このジャンルの黎明期からある普遍的なテーマですが、なかなか良かったです。アトリちゃんをはじめみんな可愛かったし。最後はずいぶん思い切った展開で、少しびっくりしました。そしてAEGを始め所々に出てくる、かつて通った街の名残がとても懐かしく感じました。もうあれから40年以上経ったなんて、ね。まぁ、今でも行こうと思えば行けるけど。
ところでアトリちゃんの名前の由来がそのものズバリだったとは思いませんでした。この名前になった理由には興味深いものがあります。

それでは今回の一言：「あ、鳥！」

何度も視返して、何度も泣いてしまいました…
このジャンルのアニメはこれまで数多く作られ、数多くの名作が生まれてきましたが、
ロボットの少女アトリの喜び、悲しみ、怒り、葛藤、運命そして選択を、美しい銚子の海と伴に丁寧に紡いでいく本作もまた、
名作と呼ばれる資格のある作品だと思います。
因みに原作は同名のノベルゲームですが、設定や展開が結構違います（アトリが可愛いのは共通）。
アニメ既視でも楽しめますので、興味を持った方はプレイしてみるのをお勧めします。