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中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。 第1話(24分)
仏頂面な新任講師
まだ戦争の傷跡が残る、戦後間もない頃の東京。新制高校の二年生になった日下部栞奈はある日、友人たちから『図書室の幽霊』の噂を耳にする。旧校舎の図書室に現れる幽霊を見た者は、その呪いにより一ヶ月以内に死に至ってしまうという。その幽霊を目撃してまったと怯える栞奈の友人、幸子。死にたくないと嘆く彼女を放っておけない栞奈は、幽霊の正体を探るため夜の旧校舎へと足を踏み入れることを決意する。そんな矢先、栞奈のクラスに新任の講師が赴任してくる。愛想のかけらもない仏頂面な国語講師……それが中禅寺秋彦だった。
ファンの声(3件)
あっという間！
毎回24分で謎を解いてしまう先生がすごくて、色々な伏線をこちらが解きほぐす暇もなくあっけらかんと謎を解いてしまうので、ちょいと置いてけぼりを食らった感が強かったです。
女の子たちはみんなかわいいけど、戦後間もなくの雰囲気があまり感じられないのが（もちろん感じさせる描写もありますが）少し違和感がありました。
原作も読んでね
京極堂のスピンオフ作品のアニメ化。
原作は漫画で、アニメでは当然演出方法が違うのだが…。
作風に演出があまり合っていないように思える。
なので、原作を読むことをオススメしておこう。
怪しさ
あるいは、甘さ。
時代考証、設定美術、
色々と頑張っているのは、感じられるのですが。
そちらの方に気を取られて、物語本筋の方の怪しさが霞んでしまう。
面白いもので、
上級学校への進学率、特に女子のや、
街並み、道具小物類、
私の様な視聴者の場合は「車掌」の有無、など、
描写や作画が甘くても、
すんなり物語の世界に入り込める作品も在れば、
しっかりしているのに、そうで無い作品も。
年寄りの感想で誠に申し訳ありません。
各逸話で触れられる物事、
敗戦の前後で変わる言論統制とか、
失踪配偶者（当時の多くは未帰還兵）の扱いとか、
から想像するに、おそらく、原作には有るのでしょうが、
このアニメからは、
時代の 匂い がしないのです。
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