澱んだり渦巻いたり、
穏やかに進んだり滝を落ちたり、
分岐したり合流したり、
色々な場面が有りましたが、
まるで、
決まった法則に従う一筋の流れ（物語）に沿って下って行く水の様でした。
また、海水が蒸発して山で降って、水源を作ることになる訳ですが。

多くの超個性的な人物達、その登場と退場（結末や最期）っぷり。
当に見応えがありました。

登場順が一番最後の人物の声の役の方、
その凄さを、まざまざと見せつけられました。

それはそれは、とても素晴らしい、迫力ある人形劇でした！

いやぁ、面白かった。
3人の主人公がそれぞれ因縁のあるラスボスと最終決戦を行い大団円を迎える。
虚淵玄らしい好漢、悪漢、悪女、小悪党が入り乱れるシナリオ、魅力的な
人形と人形劇らしからぬ武侠アクションと見どころいっぱいだ。
劇場で鑑賞後、改めて１期から４期まで見直すとこの最終章ですべての伏線が
見事に回収されており、虚淵氏のすごさがよく分かった。
オススメ。