感想を述べる前に自己紹介をせねばならない。

私は不治の病に侵されている。
いや、御心配は不要だ。「不治」だが、死に直結する病ではないからだ。心配してくれてありがとう、感謝する。
そして今、その病の名を明かそう。「中二病」だ。「厨弍病」と表記されることもある病だ。
この世界で最も高貴で、崇高な、カッコいい者が中二病罹患者だが、それを悟った瞬間、俺は・・・、そう、戻れはしない。
本作品は我ら厨弍病罹患者をNext Stage(約束の地)へ誘(いざな)う名作の可能性に満ちている。

先刻、Branch 06を視聴した後にこれを記している。
俺の予感が正しければ、これは五つのStarsが眩く輝く作品だが、終焉の時まで予断は赦されない。今はまだ東西南北の四方に位置する星々、即ち四つの星達を授けるに留めておくが、審判の時には五つ、いや満天の星が光り満ち溢れんことを願っている。