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Ｗ３（ワンダー・スリー）
手塚治虫が「鉄腕アトム」に続いて企画した、SFスパイ物の異色作品!!
1970年、地球はいたるところで醜い争いが続き、その噂ははるか宇宙の果てまでも伝わっていった。銀河系の星の中でも、特に文明の優れた星の生物が集まった銀河系連盟でも、もちろんこのことは大問題となった…。3人の宇宙人、ボッコ、プッコ、ノッコはウサギとウマとカモに姿を変えて、星真一少年と、その兄で地球を守る秘密機関フェニックスのメンバーでもある星光一の行動を見守ります。彼らは地球を破滅させるべきか存続させるべきかの調査にきていたのです…。本作は虫プロ初のTVオリジナル作品です。アニメのスタッフ全員でキャラからストーリーまで一から作り上げて行きました。もちろんマンガとしても連載されましたが、あくまでもアニメ作品として最初は企画されたものです。
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(C)手塚プロダクション・虫プロダクション
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ファンの声(4件)
ふざける時でも真面目にやろうよ
愛らしくどこか艶かしいボッコ、なんでも作れる便利屋ノッコ、そしてお笑い担当プッコ。この三匹、見ていて飽きません。
50年前とは思えない
心温まる大変良い作品です。特にオープニングのシルエットの動かし方などアニメとしての工夫とアイデアが良く分かる今でも十分使えるカッコ良い演出となっていると思います。
和製スチームパンク1965
当時そういう言葉があったかどうか疑問だけどこの世界観と道徳観はこてっこてのスチームパンクだと思う
とてもなつかしい作品ですが、発見もありました。
古い作品なので、放映時を視聴していた身としては、なつかしいと思います。オープニングやエンディングは楽しい系のジャズだったとは。この作品は、子供向けなので、悪人は単純に悪い人になっていますが、人間はなぜ争って殺し合いしてるのを止められないのかというテーマを、誤魔化さないところが、手塚作品のいいところです。現代の子供向けは、世界もテロもどうでもよくって、日常に埋没している感じです。時代の流れというか、社会から個人的な人付き合いへと関心が移るアニメの作成者の違いが際立ちます。
キャラクター
ボッコ
プッコ
ノッコ
真一
光一
母
スタッフ・キャスト
スタッフ
原案・総監督：手塚治虫 ／
プロデューサー：黒川慶二郎 ／
チーフディレクター：杉山 卓 ／
作画：中村和子+松尾信吾+杉山 卓+三輪孝輝+大貫信夫+手塚治虫+波多正美+落合正宗+月岡貞夫+岡追亘弘+熊野基雄+ほか ／
美術：西田 稔 ／
背景：西 芳邦+伊藤主計+伊藤攻洋+ほか ／
音楽：宇野誠一郎 ／
キャスト
ボッコ：白石冬美 ／
プッコ：近石真介 ／
ノッコ：小島康男 ／
真一：沢田和子 ／
光一：金内吉男 ／
母：桜井良子 ／