映画漬けだった大学時代からアニメ業界へ
――この連載ではクリエイターの方々に、アニメ原体験や業界に入るきっかけと、自作についてのお話をうかがっています。ベテランの西村監督の場合、いかがですか?
――スポ根ブームの時代までで、ロボットアニメ初期が未経験というわけですか。
――もともと絵にはご興味があったのでしょうか。
――TVがないのに、なぜアニメの世界に入ろうと思われたのでしょうか?
――それで、待望の演出デビューはいつごろですか?
――でも映画をたくさんご覧になられたことが、役だったわけですよね。
――えっ? 意味が分かりません。
――密着マルチですね(笑)
――マニュアルのない時代、それが思いつけるのは才能だと思います。
ロボットアニメと藤子アニメで演出家として鍛えられる
――『宇宙戦士バルディオス』の廣川集一監督(※『バルディオス』では広川和之名義。故人)は、西村さんにとってどんな方でしたか。
――続く『六神合体ゴッドマーズ』(81)は、どんな経緯だったのでしょうか?
――その後はスタジオディーンで『忍者ハットリくん』(81)や『パーマン』(83)など、シンエイ動画の藤子不二雄(前者はA、後者はF)作品に関わられます。
――演出上、編集はものすごく大事なポイントですよね。
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