衝撃的な展開が、、、
という評価を別の所で読んで視聴しましたが、

実に淡々と最後まで
実にありそうなエピソードが重ねられ、
実にありそうな展開で進んで行きます。

衝撃的な場面は３、４話以降に続々登場します。

１、くわえ煙草の医師が病棟を歩き病室に入ります。
１０年前の作品で、火は付けてないとはいえ、
月が半分だけ空にのぼってきた　
くらい非常に衝撃的でした。
（分煙はとうに始まっていたはずです。）
２、昏睡の場合、話掛け、顔を撫で、手足を摩って
刺激を与え続けるべきなのでは？
医学的設定、大丈夫なのでしょうか？
３、仕事や学業、もっと大事にしましょうよ。
余りにもおろそかにされ過ぎです。驚きでした。

作中に登場する２本の絵本のお話しが、なかなか良くて、
それと最終話最後の場面が良かったので、
＋♡２にしました。

なお、おまけコーナー、
清涼感も与えず、”中和”も全く致しません。

声優、栗林みな実さんの歌、良い曲です。
特に2話ED曲は印象に残ります。
2話で遙が、交通事故で3年間昏睡状態になります。
主人公の孝之は優柔不断でヘタレな所もあるけど「SHUFFLE!」の誰かさんよりましです。
水月エンドですが…
最終話
別れのシーン
絵本「マヤウルのおくりもの」の話を遙が語り、別れの言葉を言います。
彼女の心の強さに、でも切なすぎです。

エンディングに流れるシーン
遙の絵本「ほんとうのたからもの」
さみしいよ。ひとりぼっちは さみしいよ。
あいたいよ。みんなに あいたいよ。
彼女の気持ちが書いてある絵本に涙です。

PC原作のアニメ版は1つのルートしかない為、主人公が誰かとハッピーエンドを迎えると残された女の子は、本当に幸せなのかどうか…
リアルに考えると怖いですね。

個人的には遙ファンなので遙ルートと思いますが、シナリオを良くまとめてある涙の感動の作品です。