本作は奇跡的に良い方向に傾きましたが・・・製作に「なべしん」が関わると、善し悪しに関わらず、碌な事にならない・・と云う、代表作的な案件の一つ。
「なべしん」が登場すると、如何なる作品でも「実験アニメ仕様」と化すのが特徴でもあり、ニヤニヤ出来る箇所なので、なんとも言えませんｗ

まともな評価を捻り出すのは無駄です。何故ならマトモな製作しないのが「なべしん」なのですからｗ
だが、今後の実験結果が、どの様なアニメとなって返ってくるのか楽しみにしながら（多分そんな日は永遠に来ないと思いますがｗ）、彼の関わったアニメを見つつニヤニヤしながら、高い評価を見積もって「4」を付けさせて頂きました。

ナベシンワールドには一切の遠慮とかはない事を改めて感じました。
やりたい放題やんwww

個人的には三石さんはミサトさんよりウサギやハミィみたいなはっちゃけ系の方が好きなのでおもしろかった反面セリフ量やテンポに感動しましたw

当時の視聴者から一周回って高評価な作品と聞き、初めて視聴しました。
確かに勢いや作画のパワー等が凄まじく感じれました。
声優の演技力もとてつもなく、次回予告だけ何回も聞き直すほどでした。

ただ、次回予告でエクセルに監督と呼ばれるまで監督のことを棒読みっぽい謎の男としか認識できていませんでした。
この内輪ネタ感が自分にはキツかったので人を選ぶ内容だとは思います。

昔アニメを見てからその後原作も読んだのですが、両方とも好きです。連載３年目くらいに制作されたアニメで、原作に登場するエピソードがいくつか使われた以外ストーリーはほとんどオリジナルなんですが、原作のキャラクターの魅力を殺さず、どころか三石琴乃や子安武人など声優陣の実力により原作以上にキャラクターの魅力を引き出していると言っても過言ではない、かもしれません（いや、さすがに言い過ぎかな？）。

アニメの欠点を一つあげるとしたら、それは「ナベシン」ことワタナベシンイチ監督の出しゃばり具合です（苦笑）。はっきり言って、かなり異常です。まあ、それも含めて「へっぽこ実験アニメーション　エクセル❤サーガ」ですから、生暖かい目で見守りましょう（笑）。

原作の方はストーリーがちゃんとしていて、最後にはエクセルやイルパラッツォの正体が明かされます。登場人物の幸せな結末が見れますし、オススメです。

原作未読。予備知識なしで見ました。うまく説明できませんが、昭和テイストハイテンションギャグアニメ、かな。爆発オチとか、落とし穴オチとか、死亡（＋すぐ復活）オチ、が多くて、いい意味で「バカやっている」荒唐無稽感が、気持ちよくなってきます。これだけで２クール持たせるのは、すごいです（今だったら企画が通らない？）。エクセル(CV:三石琴乃)の弾丸トークだけでも、楽しい。個人的には、OPの曲にすごくはまりました。あの曲を聞くだけで、テンションがあがります（＾＾）。こおろぎさとみが犬の鳴き声だけで一曲歌いきっているEDも、すごい。原作は無視しまくっているとのことですが、アニメしかみていない私には、むしろ原作（２７巻で完結したらしい）がどんなだろう？、って思ってしまいます。原作も読んでみるかな。

キャラと設定を借りて好き勝手・・・と言うと、アニメ化の失敗例として挙げられがちですが
アニメスタッフの勢いに負けないキャラのお陰で面白い作品になってると思います。
それは、声優さんの力に依るところも大いにあると思え、三石琴乃さんの勢いで何でも乗り切ってしまえそうなそんな感じです。
そして、この作品を「NOIR」と同時期に見放題に入れてくるバンチャの心憎さよ…狙ってるのか狙ってないのか

この年代のアニメだとは思えないほどの動きと綺麗さそしてネタのアウト感がたまらない作品です
原作のエクセルサーガとはまた別の物と言っても過言ではないです、本気でw

ドタバタコメディの金字塔と言えるのではないかと思える作品ですので是非見てみてください。