パターンを外した転生モノとして、結構面白かったでした。キツい目のヒロイン（こっちでしょ！）もまた良いものです。悪女（「悪役令嬢」とは言ってないですよね？）になりきれていない性格の良さがつい滲んできちゃうのも可愛いです。この先が気になりますね。


一般論として国外追放って、追放された方の国にとってはハタ迷惑じゃないのかなぁ。

伏線張ったり匂わせたりがもりだくさん。
初回から出てくるウィルおじいさんの正体もまさかの……！！
初回は声しか出てこないメルに至っては終盤まで姿さえも出てこない謎キャラぶり！！！
気になるキャラ気になるコト、伏せて隠して、
終盤一気に公開、さらに意外な展開がどんどん来ます！！

第12話もまさかの終わり方、そして、最終第13話へ！！！

3～4話あたりでは離脱しようかと思ったけど、
5～6話あたりからストーリーが大きく動き出して、
次から次へと意外な展開に目が離せません！！！

本当は心優しいアリシアが悪女であろうとする姿は
コミカルであり気高くもあって素敵！！
聖女リズの気持ちの悪いほどのいい子ちゃんぶりが
本当に気持ち悪いのだけど、それも最後は魅力的に変化！！
王子デュークはどこまでもキザでかっこよすぎるけど、
最後にはそれが魅力だと気づけるはず！！

絶対2期やってくれなきゃヤダ！！

しかも　鳴声高らかに！

人気の悪役令嬢ものの一つ。
・・・ですが、
破滅の回避でもなく、濡れ衣や誤解でもなく、
目指せ、歴史に残る・・・

妲妃に末喜や褒姒は伝説なので置くとして、
呂雉や武照、
「コップの中の嵐」で、世の中は平和に繁栄したと言われる前者。
しかも、コップの中がスッキリしたお陰で、黄金期がやって来る！
科挙による官吏登用を強化して、革命よりは中興を成したともされる後者。
（まあ、負の面の逸話もありますが、それが本当だとして、男性の帝王でもっと凄い方、幾らでも居ますよね？）
「歴史に残った悪女」好き、
の私には、何とも堪らない作品でした。
聖女の「敵役」振りも良く、とてもとても面白かったです！



まあ、作画の質の問題、少々無理を感ずる展開、有りましたが、
MAHO FILM さん、作り切って頂き有難うございます！

丁度区切りの良い所で終わっていますが、是非、続編も！