特撮からアニメへと拡がる脚本への関心
![]() ――今回は脚本家の視点から、アニメ作品の物語づくりについてうかがいたいと思います。まず、村井さんが脚本に興味を持たれたきっかけとなった作品は?
![]() ――アニメだと?
――村井さんは特撮、アニメ、実写ドラマとジャンルを超えて、幅広く脚本を書かれている印象があります。
――他に刺激を受けたクリエイターと言うと?
今 敏監督とタッグを組んだ『パーフェクトブルー』
![]() ――さて、そんな村井さんが脚本家としてデビューしたきっかけは?
――今 敏監督にとっても初の劇場アニメですね。どんな印象でしたか?
――その脚本は、監督とどのようにつくっていかれましたか?
――「主観的な意識を中心に、周囲がズレていく」というストーリーは、省略と誇張で物事を描くアニメだと、表現するのが難しいかもしれませんね。
映画への愛あふれる『千年女優』
![]() ――今 敏監督と続けてタッグを組まれた『千年女優』は映画で映画を語った作品です。
――日本映画へのリスペクト、オマージュでその出発点を膨らませた感じでしょうか。
――村井さんのお気に入りの映画ネタは?
――かなり入り乱れてますね。映画好き同士で、さぞかし盛り上がったのでは?
――今さんのそういった映画的センスは卓越していましたね。
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