クチコミ★ファンの声

• 2013/01/17 16:30

恥じらいの全力演技

上野 一希 （かずさの かずき） の登場と、一希のちょっかいを触媒にした、それぞれの成長を楽しめた。
主人公、里中 逸剛 （いっこう） の力の発現を求めて、内部抗争組織が、とうとう刺客を直接送ってきた。
あまりの色気描写に、一希役の声優が、親に見せられなかったという、恥じらいの全力演技が、すばらしい。
JKの全裸待機ならぬ全裸読経や、くまさんパンツや絶対領域も。
おそるべき一希の表裏と猛攻によって、千歳 （ちとせ） の素直さと揺れる想いが、きわだつ。
一希のぶりっ子が天然なら天使に近い。途中、おもしろ役にされてしまうが重要な役だ。
私には、なぜか一希がニャル子と重なって見えてしかたない。

• 2013/01/16 17:53

かわいさの本質を観る

声優陣が、実にいきいきとしている。

どうしても絵に目が、行きがちで、男の煩悩が否定的に扱われる筋書きのために、特に男から高評価を得にくい作品だ。
私は昆虫目が気になる。

が、本作で重要なのは、それぞれの個性であって、それぞれが向上しようと努力する姿であって、暗躍する内部抗争だ。
里中 逸剛 （いっこう） の能力を発現させて利用しようとする者が、だれなのか気になった人は、あまえないでよっ!!喝!!で、その正体を確認してほしい。

• 2013/01/14 17:39

良いものはなんでも。

むずかしく考えずに、洋の東西を問わず取りこんでいこうという姿勢がある作品だ。脚本も。
妖怪、経済など、いろいろと機動新撰組へ織りまぜられる。

死にまくる割には、落語天女おゆいより、ずっと明るい演出だ。
気楽に見るのに向く。

式神ひとつ一つに声優が割りあてられたことに好感を持てた。
「夕映えにはえる想い」 の回のつっこみが、私は気にいった。

ラスボスを悪魔城に影響を受けただけで済ますことは、もったいない。
ボスなら、ほかにも考えうるので 「さようなら」 は中ボスくらいにして、続編をつくったほうが良かった。
沢城 みゆきの声も、もっと聞きたい。
でもまあ、そうすると、命がいくつあってもたりないか。

• 2013/01/08 19:22

みんなで、女の子をおうえんしよう。

うんめいにみちびかれて、あんなことこんなことを初体験してゆく。
心のすきが、きけんをまねいて、友をしんじる気持ちが力となる。
つぎつぎと、たおれてゆく女の子たち。
でも、ようかいでも、いや、ようかいだからこそ、すきができる。
十二話かんけつで、すっきりと見られる。
「魔法騎士レイアース」 を見た人なら、その流れだ。
かおは、かんけいないよね、かおは。

• 2013/01/06 21:15

見事に描かれるそれぞれの片思い。

男の恋心が、じつによく映像化される。
そうなんだよなあ、男ってやつは恋に恋しちまうやつが多い。さがだからなあ。
いやおうなく巻きこまれてゆく問答無用なのに、問答が織りこまれる話が、おもしろい。
キャラ設定の多くは時間ごとに不安定で、宝石から石ころまで。
意図的に、絵とせりふに、ふざけた描写は多いものの、美しく強い。
異性間のみならず、片思い （思いこみ） だった現実を、がくぜんとする現実を目の前にして描かれる。