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<月刊>アニメのツボ

UPDATE:2013.9.25

「あなたが一押しのこの一本」をご紹介!

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アニメ、ゲーム、漫画。プラモ・・一時離れていた自分を この世界に戻した作品
社会人となり忙しさと 見たいと思わせる作品もなくなり 疎遠になっていたとき、
たまたまできた時間で レンタルしてみたのきっかけで 戻ってきました
よくある戦争が目的でなく ひたすら萌萌で 終わるわけではない。
人類を災厄から守るため、そしてその後より遠い宇宙を目指すため 全人類の中から
集められた 人類のエリート。そのなかでの人間ドラマ それにつきます。
エリートであってもそうは感じさせない気さくな友人たち、あこがれの先輩 、恋愛、友情、その中にあっても 時間は流れ、競争はあり 差はつく。
そうした自分に対する焦りや苛立ち 親しいつもりでも 知らなかったこと。そうした人とのかかわりを丁寧に書いています
前半はダメダメな主人公がイケイケになっていくお気楽なたのしさを、後半はより深い人間関係やそれぞれの道に進む仲間たち そしてまたしてもやってくる 人類の危機。
安易にカタストロフにしたり、人を殺してドラマ性を上げたり、悲劇にたよらない作風も好きですね
「女ってわかんないよ・・」や「正義 真実 という言う言葉を忘れるところから・・・」など おもしろいセリフもあります(シェイクスピア名言などいい)

人とのかかわり リアルです。自分自身にも経験のあることも多くあります。
学生のころ見ていたなら 日常をもっと楽しめていたかも・・。とおもっております。
リヴァイアスが描くもの
リヴァイアスという宇宙船は、これに乗り込んだ生徒の中でも特に実技技能に長けた「ツヴァイ」と呼ばれる生徒たちが運用・管理しています。

リヴァイアスに貯蔵された食糧は「○○人が○○ヶ月生活できる」と作中で説明されますが、補給が受けられないゆえ無限ではない。それでも追っ手から逃げなければならない。そこでツヴァイは通貨制度とポイント給与を導入、食糧をはじめとした物資全般を無闇矢鱈に消費できないように図りました。

ところが、ツヴァイは「リヴァイアスの運用に直接関わる重役だから」と理由をつけて、なんとポイント無制限という桁外れの報酬を自らに設けます。彼らとともに危機回避に寄与した主人公その他数名もこの特権を授かるのですが、これが誤解の始まりでした・・・。

これを契機に特権階級と支配階級の間で意識がすれ違うようになるのですが、「その場を見てもいないのに決め付けて思い込んで相互理解が進まない」という現象はあらゆる社会問題論議に当てはまると考えています。

いい歳してアニメなんて・・・とはよくいったものですが、これほど世間の、特に体制側の腐敗と民衆側の無理解を生々しく皮肉ったアニメはないんじゃないかと思います。全ての人々に分け隔てなく見て欲しい、そして世の中を読み解く手がかりにして欲しいと願います。
見てほしいシーン
各話あらすじを見る限りでは第13話以降でポイント報酬が登場するみたいです。時期が思い出せなくて申し訳ない(汗
執事を語るならまず彼を見よ!
ギャリソン時田をご存じでしょうか。

波乱万丈に仕え、家事全般からメカの整備、メガノイドとの戦闘までこなすスーパー執事。

普段は地味な執事のおじさんが捕らわれた主人公を救うべく
主役メカに乗って敵と戦うという展開に当時小学生だった私は衝撃を受けました。

それ以来、執事ってかっこいい!と心に刻み込まれ、
就職面接の時にもギャリソン時田のような優秀な執事として社長をささえたいと
ダイターントークを面接官に披露する程になりました。
(その会社には採用されました。)

最近の執事といえば皆イケメンの誰彼を思い起こすのでしょうが
私にとって執事といえばギャリソン時田!

白髪口髭で常に正装のクールダンディ。常に沈着冷静で丁寧な言葉づかい。

イザというときには巨大ロボを操りご主人様のもとへ赴く。

これが執事というものだ。

あんなかっこいいおじいさんに私はなりたい。

ギャリソン時田を知らない人は是非とも見て欲しい。ダイターン3。
見てほしいシーン
第33話「秘境世界の万丈」

「この日輪の輝きを恐れぬのならば、かかってまいられい!」
とダイターンを操って捕らわれた万丈を救出。
深夜アニメ
キャバクラでラストまで遊んで家に帰ると切なくなり、
テレビをつけると「ひぐらしのなく頃に 罪滅し編」がやっていました。

初めは、暇つぶしでなんとなく見ていましたが続きが気になるようになりました。

ラストシーンで疑心暗鬼になったレナが圭一に戦い正気に戻ったシーンで自分も自然ともらい泣きしました。

最後に圭一がレナに何かに迷ったり悩んだりした時は仲間に打ち明けるんだ。そんな感じのシーンが好きでした。

それがアニメの好きになるきっかけです
見てほしいシーン
第26話 後半からラストまで
数あるアニメから、私が崇拝する方の作品です
この作品は、原作(故)手塚治虫大先生の作品です。テレビでは昔NHKが放送しておりました。

この作品は、主人公の成長の物語です。面白みがなくなるので内容を詳しく書きませんが、主人公の少年を始め雷獣の子供にコソドロ二人組、バスの運転手、一国の姫、そして悪役の方々。ある目的のため数々の世界を旅していきます。

私は最初この作品を見た時に「やはりこの方の作品はすごいな」と思いました。キャラクターが活き活きと描かれて、すごく躍動感があり子供ながら興奮したのを覚えてます。

火の鳥(新しい方ではない)のコミック全巻を見て知っていたので落胆することはありませんでした。

まだ、ご覧になっていない方、昔テレビで観てた方、もう一度観てみませんか?この作品に限らず昔の作品も見てみると意外と面白いと思いますよ?

最後に、このような心に残る作品を世に出していただき有難う御座いました。今も天の国で登場人物たちと一緒にアニメを描かれているのでしょうか?改めて手塚治虫大先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。また願わくば先生の作品が再び世にでることを、その魂と意思を引き継いでおられる手塚治虫プロダクションの方々にお願いしたいと思います。
見てほしいシーン
基本的に、最初からを強く推薦いたします。是非ご家族とご覧ください。
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