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クチコミ★ファンの声

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Lv.170

chrysostomusさんのコメント (26件)

アイの歌声を聴かせて」へのコメント≫コメント5件をすべて見る

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  • 2023/06/03 22:01

困ってしまいました

つくった人、この作品をどう観てほしいのかな。
感想1:自然に人間の間に紛れ込み、人々を振り回し、特定の感情を持つように誘導して、結果として人々の行動を調整する。AIってなんて怖いんだろう。
感想2:人々の間に入り込んで、人々の幸福を実現するために、人間にはできない様々なことをやってのけ、人々を結びつけ、結果として自分も愛される存在になる。AIのある未来ってなんてすばらんしいんだろう。

感想1を目標にしているなら、設定が甘すぎる気がします。開発企業の黒さなどをもっと見せないと。
感想2を目指しているなら、AIの恐ろしい能力をあまりにも無邪気に描きすぎています。

というわけで、視聴し終わった私は混乱しているのです。この感想に興味を持たれる方にはおすすめします。

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【推しの子】」へのコメント≫コメント21件をすべて見る

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  • 2023/04/14 20:51

いきなり最終回ですか?

初回観ただけで感想書いてます。いきなり最終回ですか?って言いたくなるようなすごい物語密度です。そして、私たちにとってフィクションとは何なのかをすごく考えさせられます。多分、第1話だけでも何回も観ることになるでしょうね。

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異世界薬局」へのコメント≫コメント11件をすべて見る

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  • 2022/10/03 18:06

ネタバレDeus ex machina

よい薬がなかったので妹の病気は治らなかった。そんな経験を二度としたくないから懸命に創薬研究をした。しかし無念にも死んでしまった。そんな研究者が異世界に転生して、自分が持ってきた知識と新たに授かった能力を駆使してバリバリと人を治しまわる。いいですよね。すかっとします。(でもリファンピシンの構造を思い浮かべることができるって、常人じゃあないな。)現世の不条理を彼岸世界における何らかのカタルシスで解消する、という図式は善かれ悪しかれ宗教的なものを感じます。
でもねー、これは私の好みの問題ですが、できれば神様的な存在の話ではなくて、人間の話にしてほしかったです。ペストの流行を食い止めるにしても、帝都まで迫ってきた流行を、いろいろな人が連携して、がんばって、犠牲も出しながら、みんなで解決しました。その中心にファルマ君がいました、って話ならいいのだけど。これはDeus ex machinaですよね。

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無職転生 ~異世界行ったら本気だす~」へのコメント≫コメント20件をすべて見る

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  • 2021/03/28 00:09

表現手段としての異世界転生

これは現実から逃げるための異世界転生ではなく、現実と向き合うための異世界転生です。そのため主人公を始めとして多くのキャラクターの汚い部分、しょうもない部分がきちんと表現されています。そういう部分を描いてもキャラの魅力が失われず、むしろ増しているところがすごいと思います。原作は内語による心理描写が多用される濃厚な物語です。原作の特筆すべき魅力の一つが心の動きの表現なのです。これをアニメ化するのは並大抵のことではなかったと思います。小説の読者は読み続けるのを中止して登場人物の心理を考えることができますが、動画は止まれませんから、画面を観て音を聴くことによって物語を止めずに視聴者に登場人物の心の微妙な動きが伝わらねばなりません。それを実現するためにスタッフ全体が渾身の仕事の連続だったのだろうと推察いたします。名作だと思います。

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消滅都市」へのコメント≫コメント3件をすべて見る

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  • 2020/04/08 22:41

ネタバレなめらかな世界の敵

時間を遡って過去改変をすることによって現実を変えようとする作品があります。無数の平行世界を移動しながら最も都合のよい世界を選ぶというタイプも、平行世界=可能性、選ばれた世界=実現した世界、と考えるなら同じような意味になります。過去を改変する作品を見る度に私は思っていました。一度実現したことを存在しなかったことにすることって許されていいのかな、と。その世界は滅亡にむかっていたり、主人公にとっては都合が悪かったりするかもしれないけど、それを理由にして、無関係な人々の意見も聴かずに人々の営みを無かったことにしてしまうのって、あまりに乱暴じゃあないですか。そんなことを考えていたら、私と同じ意見に出会いました。この作品のユキちゃんです。彼女は自分の親姉弟が死んでしまう世界を否定しません。どうかその理由を聞いてあげてください。

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新世界より」へのコメント≫コメント11件をすべて見る

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  • 2020/04/06 23:54

美しいディストピア

私見では、この作品のおすすめできる最大の魅力は、物語の進行に伴ってとんでもない世界が立ち現れてくるプロセスです。美しい日本の田舎を描いているふりをしながら次第にディストピアが明らかになってくる過程を、どうぞどきどきしながらお楽しみください。ただ、注意が一つ。時々あらわれる歴史の説明の場面などを除いて、物語は主人公の女の子が認識したものと感じた情緒を読者に伝えることに終始しています。世界を見る観点が固定されているのです。こういう場合、アニメにすると視聴者は主人公と認識のみならず情緒まで共有しがちです。感情移入というやつです。主人公の情緒が作者の言いたいことと連動しているのであればそのまま単純に楽しめるのですが、どうやらそうではない気がします。視聴者が主人公とは別のことを感じ、別の価値判断をしていいし、むしろそうした方が、この作品、楽しめると思うのです。

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ReLIFE」へのコメント≫コメント11件をすべて見る

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  • 2020/02/17 18:15

ネタバレ視聴上の注意?

この作品、すごく面白くて私は好きですが、作品の見方に関してかなり視聴者に甘えた作品だと思います。「いろいろ悔いのある青春を、一年限定だけどもう一度過ごせたら」ということを描くために、若返りの薬とかReLIFE研究所という謎の組織とか、沢山設定を繰り出します。ところが、異世界転生などと異なり、主人公達の生活が通常の現代の世界内でおこなわれているため、設定の不完全性や矛盾が次から次へと出てくるわけですよ。この作品を楽しむためには、そういったつっこみどころを一切大目に見ることが要求されるのです。
これはある意味で視聴者に対する制作者側の甘えだと思うのですが、私はこの手の甘えは条件付きで許容されると思うんです。その条件とは「なりふりかまわずに」伝えたい強いメッセージ性があるということ。
その点、この作品に込められた原作者の想いはかなり強いので、期待してご視聴くだされ。

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ReLIFE完結編」へのコメント≫コメント14件をすべて見る

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  • 2020/02/15 18:19

ネタバレcarpe diem!

歳を取ってから青春や恋愛を描いた作品を観ますとね、若さへの嫉妬心という厄介な感情から自分の哀れな心を守ろうとするのでしょうかね、「若いねぇ~」なんてつぶやきながら反射的に物語からちょっと距離を取ろうとすることがあるのですよ。そうするともう物語を素直に楽しめない。
この作品では主人公が現在の心的状況を維持したまま高校生の外見になり、高校生を体験します。視聴者である私は自然に「大人なのに高校生をやっている」主人公に感情移入しますね。するとあら不思議、例の厄介な感情をスルーして、私が毎回24分間relifeしちゃうんですよ。
視聴者の心をあやつるこの霊魂操作、もし原作者が計算尽くでやっているのであれば、ただ見事というしかないですね。そして込められた主題がいいですね。carpe diem! 「今を生き抜く」ための毎回24分間の練習、本編、完結編ともに堪能させていただきました。

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残響のテロル」へのコメント≫コメント8件をすべて見る

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  • 2019/11/24 23:38

誰が善きサマリア人か?

想像してください。例えばの話です。IQ180以上の天才に改造されたカウボーイ・ビバップの二人コンビが17歳の日本の高校生に転生して笑い男になるんです。でも、笑い男を施設から援護してくれる仲間達は全員実験で殺されてしまっています。もとい、一人生き残っていますが彼女は笑い男を何故か妨害します。孤独な笑い男はもはや脅迫という手段では目的を達成できず、テロリストになります。その世界に9課は存在せず、警視庁で腐っていたトグサ警部は昔の上司のアラマキにとともに事件のテロの真相を探りはじめます・・・・・
強大な力によって追い詰められ、絶望の淵に立っていながら何とか希望を持とうとしている人に寄り添う視点が見事です。そして、「あなたはこの人たちの心に寄り添えますか?」と問われる気がします。

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Re:CREATORS」へのコメント≫コメント13件をすべて見る

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  • 2019/09/19 23:30

ネタバレ不完全な人生の物語による浄化

以下、Mr.Xからのコメントをお伝えします。
「颯太が言う通り、『目の前の現実以外のすべての出来事は物語』である。それどころか、目の前の現実だって、自分がどういう物語の文脈を生きているかによって随分変わってくる。だから、物語は単なる娯楽などではない。それは人にとってのリアリティーを構成する必要不可欠なものなのだ。」
「メテオラは物語を『想起する』と表現したが、それは深い真実に触れている。作者は物語を無から創造するのではない。無からの創造は私の仕事である。作者は他の人には見えていないある世界を啓示されて、それを物語に描き写すのだ。だから当然、作者はキャラクターを自分の都合で書き換えるわけにはいかない。」
「これは島崎セツナの不完全な人生を颯太が物語によって完成に近づけようとする物語だ。しかし人生が不完全なのはセツナだけではない。誰でも物語による人生の浄化を必要としているのではないかね?」

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