仕組みへの興味がメカの原体験
――まず、少年時代に好きだった作品について教えてください。
――超大作だと、スクリーンが異次元空間みたいに見えますよね。
――現実のメカからはいったというわけですか。
――「エンジンの仕組み」を習うのは中学のはずだから、だいぶ早いですね。しかも映像や外観ではなく、構造や仕組みから入ったというのは興味深いです。
――アニメをつくる原体験はどうでしたか?
――最初からオリジナルデザインですか(笑)。アニメ雑誌も創刊されていないし。
――『ヤマト』が特別だと感じたところを、もう少しうかがいたいです。
――ヤマトに続く『機動戦士ガンダム』(79)はいかがでしょうか?
――どこが気に入ったのでしょう?
自主制作したアニメが評価される
――大学生活はいかがでしたか?
――サークルには入ってましたか?
――80年代だと、だいぶ情報も出回っていたのではないでしょうか。
――なるほど、『アオイホノオ』の時期というわけですか。
――そのアニメ用のメカデザインは、ご自身ですか?
――『装甲騎兵ボトムズ』の4メートルサイズが1983年ですから先取りですね
メカデザイナーとしての出発点
――それでアニメ業界を目指したのは在学中になるのでしょうか。
――それはすごいですね。機構ごと考えられていたんですか?
――それは超有名キャラじゃないですか。生き別れの息子と再会したら大出世、みたいですね(笑)。それからアートミックに参加されるわけですが、企画会社という紹介で良いのでしょうか?
――メインデザインですよね。ものすごいスピードで駆け上がっている印象です。バイクを選んだ理由は?
――80年代初頭は、即戦力の若手にかなりチャンスのある時期でしたが、荒牧さんもまさにそのコースですね。
――たしかに雑誌に載ったら、「あれ、もうできたの?」みたいな作品もありました。
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